高校受験の馬渕教室 馬渕教育グループが運営する兵庫、大阪(地下鉄·JR·京阪·阪急·近鉄·南海沿線等)、京都、奈良、滋賀の学習塾。

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2019.03.05
言葉のちから

〜「ややこしい」の反対語は?〜

いよいよ新学年のはじまりですね。新しい学年への期待でわくわくしていますか? 初めて馬渕教室に通うかたは、このわくわくをずっと覚えていてください。すでに通っているかたは、ぜひこのわくわくを思い出して、心を新たにして新学年を迎えましょう。

これから公立高校を受験する皆さんは、ここからが正念場です。自分の持てる力を最大限に発揮して、馬渕教室で頑張ってきた時間を自信に変えて、力を出しきってください。


ところで、みなさんの得意な教科は何ですか。

私は数学が担当なのですが、ときどき生徒の皆さんから「数学や理科は好きだけど、理系なので国語が苦手です」という声を耳にすることがあります。しかし、理系だから国語が苦手…としてしまうのは、あまりよくありません。

国語は、理系・文系問わずに、しっかりと身につけてほしい大切な教科です。数学も理科も社会も、そして英語も、国語(=日本語)を介して学習しますよね。国語はすべての教科に影響する、土台となる学問なのです。

そして、 国語は言葉の学問です。ですから「言葉」をたくさん身につけることが、国語力の向上に繋がります。

ぜひ「言葉」に興味を持ってください。

例をあげて説明します。

大阪ではよく使いますが、「ややこしい」という言葉がありますね。この反対語は何でしょう? 少し考えてみて下さい。下に答えを書きましたから、考えたら続きを読んでみましょう。

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答えは「おとなしい」です。

実は「ややこしい」は「ややこ=あかちゃん」に「しい」がついた言葉で、そこから「扱いにくい」「面倒」といった意味になっているのです。「おとなしい」は、もうわかりますよね、「大人しい」なのです。

もう一つ例をあげます。

「嚥(えん)」という漢字があります。「飲み込む」という意味で、「嚥下(えんか、えんげ)」「誤嚥(ごえん)」といった熟語があります。

この漢字の右側「燕」は「つばめ」ですよね。「つばめ」は英語で”swallow”ですが、”swallow”には「つばめ」だけでなく「飲み込む」という意味もあるのです!

異なる言語なのに「飲み込む」という意味で同じ「燕」が使われているのは、ずいぶん不思議なことですよね。何か関係があるのでしょうか? それとも、全くの偶然なのでしょうか。興味をもったら、ぜひ調べてみましょう!

「なぜだろう?」という感覚を大切にして言葉に興味が持つことができれば、自然と身につく言葉は増えていきます。丸暗記ではなく元をたどっていくと、興味も持てるようになると思います。ぜひ実践してみてください。


さて、言葉にはもう一つ大きな力があります。言霊(ことだま)と言われる力で、声にだして発した言葉は実現するという考えです。

本当に願って、その目標に向かえば必ず実現していくという効果です。

ピグマリオン効果という言葉があります。その昔、石像に恋をした王様が本当に願い続けた結果、神様がその石像を人間に変えてくれて結婚できたというお話からきている言葉で、心から望んだことは実現するという効果です。

夢や目標ができた時は「絶対に叶えるんだ」という強い思いを持ち、それを言葉にするのです。そうすると、本当に実現していきます。

逆に、マイナスの言葉も同じくらい、あるいはそれ以上にマイナスの方向に引っ張る力があります。先生の嫌いな言葉に「無理〜」というのがあります。「無理」といっているうちは、実現しません。

マイナスの言葉を封印して、「絶対できる!」「必ず〜高校に行く!」というプラスの言葉を発して頑張りましょう。きっと輝かしい未来が見えてくるはずです。皆さんの前向きな姿勢と頑張りを楽しみにしています。

2019.02.04
限られた時間だからこそ

いよいよ入試ですね。
早寝早起きを習慣化して、試験当日に全力が出せるように最終調整をしましょう。

毎年この時期、ラストスパートで伸びる生徒をたくさん見てきました。

そんな生徒たちの勉強法から、非常に効果のあるものをひとつ紹介します。
ぜひ参考にしてください。


中学3年生の入試問題集の「やり直しノート」をチェックしている時のことです。
ある生徒のノートで、問題番号に「○」「△」「×」の記号が多く書かれていました。

生徒に尋ねてみると、
①「○」は自信がある問題。2度目の直しの時には解かない。
②「△」は間違えた問題。解答解説・教科書を見て理解できた。
③「×」は間違えた問題。解答解説を見て分からず、質問で解決した問題。

というルールとのこと。

どの問題に集中したらいいのかがひと目でわかりますね。
2回目のやり直しの際には、△と×だけを解きます。

そして、大切なことは、
その△と×の問題が解けるようになったなら、○を書き加える ことです。
「できた」という結果を残します。


このように、学習の成果を「見える化」することで、
「自信」をつけることができます。

受験直前の限られた時間の中で、最大の効果が期待できる、
非常に優れた方法だと思います。

受験生のみなさん

馬渕教室という「最高の環境」で「最高の仲間」と過ごした時間を思い出し、
受験に挑戦してきてくだい。

全員が全力を出し切れるように、応援しています。
ここからですよ! がんばろう!!

2019.01.07
「なぜ」を大切に

生徒の皆様、保護者の皆様、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

さて、冬休みの宿題に取り組んでいる生徒も多いのではないでしょうか。
精一杯努力している真っ最中だと思いますが、
今回は、少し小さかったころのことを思い出してみてください。

青空は、夜になるとなぜ暗くなるのかな?
なんでみかんの果汁が目に入ると痛いの?
「馬」っていう漢字、なぜこんな形なのかな?

などなど、子どものころはたくさんの「なぜ」という疑問を抱きませんでしたか?
(先生は、よく聞いていましたね〜)

しかし、成長すると、
夜空が暗いのは当たり前だし、何でも目に入ると痛いし、
漢字の形について考えているひまがあったら宿題をやる!

・となりがちではないでしょうか。

理由がわからないのに納得したり、忙しさにかまけて「なぜ」という想いを忘れてしまったりします。

しかし「なぜ(Why)」は思いのほか大切な疑問です。
「なぜ(Why)」を考えることで、物事の本質を理解できるかもしれません。
遠回りに思えても、「なぜ(Why)」を考えることで、より効果的に学習できることがあります。

例えば、springという英単語を学習したとしましょう。
最初に覚える日本語訳は「春」です。
そこで皆さんは「なるほど、springは“春”ね!」と納得します。

ところが、しばらくたつと、springに他にも意味があることがわかります。

spring 「ばね、ぜんまい」
spring 「泉」
spring 「跳ぶ」

「『春』と『ばね』と『泉』と『跳ぶ』…? すごく訳が多いやん…大変!」と思ってしまいます。
理由を考えずに暗記すると、すぐに限界がきてしまいます。
そこで、「なぜspringという英単語に、こんなに多くの意味があるんだろう」と考えてみるわけです。

実は、springという英単語には「↑(下から上に向かう)」という意味があるのです。

“春”は草木が↑に芽生えます。
“バネ”は↑に伸びます。
“泉”が湧きだせば、水は↑に吹き出します。
“跳ぶ”という行動は↑に向かってジャンプすることです。

すべての訳語に共通する、根本的な意味があったわけです!
「なぜ(Why)」は新しい発見のきっかけになります。

誰もが抱いたことのある「なぜ」の気持ちを忘れずに、今年もがんばりましょう。

2018.12.01
3日坊主、さようなら

11月、中学2年生対象のイベント「ターニングポイント」が、高校受験の各校舎で実施されました。

「ターニングポイント」とは「転機」という意味です。中学校生活も半分が終了しましたが、中学2年生のみなさんは、中学校生活が始まった時の緊張感を忘れずに勉強できているでしょうか。来年は受験学年、受験生です。「今までに学習してきた内容をきちんと復習し、しっかりと準備して中学3年生になろう」と、各校舎で校長からの熱いメッセージが届けられました。

イベント終了後、お子様に期待を込めてエールを送る保護者様の声を多数耳にしました。ご来校いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。

中には「ちょっと油断していたかも…」と焦りを感じている生徒もおりましたが、多くの方が「今日から○○するぞ!」と、新たなる決意をもってくれたことと思います。

ところが、そう思って新しいことに取り組み始めたけど、3日もするとその決意も消え失せて、もとの状態に逆戻り・・・。勉強に限らず、こういった経験は誰しもあるでしょう。でもそんなとき、「自分は意思が弱くてダメだな」なんて落ち込む必要はないのですよ。

そもそも生物には怠ける癖があり、すでに習慣化されていることを変えて新しいことを始めようとすると、ブレーキをかけるのです。これは生命の本質として“今のままの方が安全”と脳が感じているからです。つまり、脳が無意識のうちに現状維持をさせようとするため、生物は新しい習慣化に対して消極的なのです。

では、どうすれば新しい習慣を身につけられるのでしょうか。ここで、とっておきの『行動を習慣化するための3つのコツ』を紹介します。

その① スモールステップで目標を立てる
始めるときはやる気があるので、ちょっと無理した計画であってもできるでしょう。しかし張り切りすぎて立てた計画には必ず無理が生じます。「英単語、毎日30個暗記」⇒「塾のない火曜日と金曜日に、30個ずつ暗記」ぐらい、小さな一歩でクリアできる目標から始めます。できるとわかったら、欲張らない程度に、少しずつレベルアップしましょう。

その② 「準備だけ」やっておく
いざ始めようとする際に、使用する教材が準備されていれば始めやすいですよね。例えば、塾のない日に、19:30から勉強するとします。それならば、帰宅したらすぐ机の上に教材のページを開いて「準備だけ」しておきましょう。準備が終われば、19:30までは自由に過ごします。こうしておけば、決めた時間からスムーズに学習を始められます。翌朝に英単語を暗記するなら、寝る前にまぶちの英単語のページを開いておきましょう。

その③ 「新しい習慣」を宣言する
やると決めたら、お家の方や友達に「塾のない日は20:00から15分間、数学のテキスト最初から解きなおすことに決めました!」などと「宣言」して、証人になってもらいましょう。3ヶ月ぐらいして「まだやっているの?」と聞かれて「もちろん!」と答える自分もイメージしましょう。(「もちろん、やっていない!」ではありませんよ…)人に伝えておくことで、気づかないうちに「逃げ道が塞がれる」という効果があるのです。

私たちの行動の大半は「習慣」によるものです。

古代ギリシアの哲学者アリストテレスは、『人は習慣以上にもならないし、習慣以下にもならない』と説いています。良い学習習慣こそが、小学生・中学生・高校生の最大の武器なのです。紹介した3つのコツを参考に、ぜひ良い学習習慣を身につけましょう!

2018.11.01
受験を通して身につけていく力

最近テレビなどで「10年後には、人工知能の進歩によって、今は存在しない職業がたくさん現れる」という話を耳にすることがあります。皆さんが就職する頃は、今と全く違う社会になっているのかもしれません。どんな社会になるのか、とてもわくわくしますね。

ところで、就職する時に、企業はどんな人材をほしがっているかご存じですか。

大学生を対象とした調査では
「英語などの語学力」「コンピュータのスキル」「資格をもっている」といった人材が、就職に有利だと考えているそうです。

一方、企業に同じ質問をすると
「コミュニケーション能力」「チームワーク力」「高い意欲」などを持つ人材を、
採用したいと考えているようです。

大学生が考える「語学力」や「資格」というのは、勉強をすることで身につける「知識・技術」です。

対して、企業が求めている「コミュニケーション能力」「チームワーク力」「高い意欲」に共通することは「主体性」です。

「主体性」とは、自分で考え行動できる力、自分で目標や課題を設定しそれを克服できる力です。

そして、それは馬渕教室の教育理念でもあります。

皆さんは今、高校入試のために日々勉強することで「知識・技術」を身につけています。第一志望の高校に合格するために、知識を身につけていくことは、大切なステップのひとつになります。

しかし、勉強をしていく中で、
「自分が合格するために克服すべき課題は何か?」
「どんなことをすればこの課題は克服できるか?」
これらを考え、目標達成のための計画を立て、実行し、やりきることで、知識以上に大切な力である「主体性」も身につけることができるのです。

馬渕教室のみなさんには、第1志望合格に加えて、
そのような「主体性」も身につけてもらいたい、と願っています。

2018.10.01
1日は24時間にあらず

馬渕生の皆さん、がんばっていますか?今回は「時間の考え方」についてお話したいと思います。

月曜から金曜まで学校があり、中学生は部活があったり、習い事もあったり・・・ときどき生徒の皆さんから「宿題する時間がとれない」「スケジュールを立てることができない」という意見を耳にすることがあります。

そんなときは、1日24時間という考え方を、見つめなおしてみましょう。
たしかに1日は24時間なのですが、24時間のうちには自由にはできない時間があるはずです。

中学生の場合で考えてみます。


① 平日学校にいる時間(8時30分から18時まで)…9時間30分
② 朝・夕食時間…1時間30分
③ 通学時間…1時間
④ 寝る時間(23時から7時まで)…8時間 合計20時間


この合計20時間は、小さな差はあれど、あまり状況は変わらないと思います。そうすると1日24時間のうち、平日に自由に使える時間は4時間なのです。この1日のうちの自由な時間は4時間ということを理解できるかどうかが、大切なポイントです。

「今日は疲れたからちょっと休憩!」と言って、夕方に2時間寝てしまったとします。
そんなとき、みなさんはこう考えてしまいませんか?

【A】
1日24時間あるのだから、そのうち2時間眠っても、22時間残っている。

しかし、実際はそうはいかないのです。合計20時間は、すでにやることが決まっているのです。
自由に使える時間は4時間なのです。ですから、2時間寝たならば、

【B】
自由に使える4時間のうち、2時間を使った。残りは2時間。

と考えなければならないのです。

2時間多く眠ることも、ときにはあるでしょう。そのときは、【A】のように考えるのではなく【B】のように考えないと、残り時間を正しく理解していると言えません。【A】のように考えていると油断してしまい、気付いたら「時間がない!」となってしまうはずです。

1日の時間は24時間で、全ての人に平等に与えられている物です。しかし、その24時間のうち自由に使える時間は、人によって違います。小学生なのか中学生なのか高校生なのか、平日か土曜日・日曜日か、夏休みなど長いお休みか、さまざまな条件により変化するはずです。そして、いずれの場合でも1日24時間すべて自由に使える ということは、ないと思います。

自分が自由に使える時間はどれくらいですか?それが4時間なら「今日の4時間をどう使うか」と考えることで、スケジュールを立てることで気持ちが変わると思いますよ。

物の見方を変えると違ったように見える、この考えは非常に大事です。 これからの受験まで残り時間を有意義に過ごせることを期待しています。

2018.09.10
夢からの逆算

「先生、医学部に合格した~!」

今春、ある卒業生から嬉しい報告を受けました。

彼女はこの春、大学合格を決めた、馬渕教室の卒業生でした。「医者になりたい」との夢を持ち、その夢をあきらめずに努力を続け、今年の春その努力は見事に実り、医学部に合格となったのです。

この生徒と初めて出会ったのは、彼女がまだ小学生で、冬期講習の授業に参加してくれたときのことでした。馬渕教室で百マス計算や漢字のチェックテストの勉強を一生懸命していた生徒が、今では医学部に通う立派な大学生となっています。産婦人科医になることが現在の目標であると力強く語ってくれました。産婦人科医という仕事は大変な仕事だと思いますが、生命の誕生に携わる非常に素敵な仕事だと思います。きっと立派な産婦人科医になってくれることだと期待しています。

この生徒が中学3年生のとき、私は担任としてこの生徒の志望校決定に関わりました。彼女はこの頃から医者になりたいという夢をもち、その夢に近づくためにはどのような進路が最善の進路であるかを懸命に考え、悩みながら志望校を決定し、見事に第一志望合格となりました。本当に立派な生徒でしたし、自慢の生徒です。

明確な目標がある人は、本当に頑張れるのだと思います。大きな目標を達成するためには、小さな目標を設定し、それを着実に達成していく。小さな目標の達成は、私たちを必ず大きな目標の達成に近づけてくれます。

いよいよ2学期がスタートします。飛躍の2学期とするためにも、まずは目標設定から始めてみましょう! 目標を設定し、その目標が達成されたとき、皆さんは大きく成長しているはずです。

2018.08.01
人生の財産

「生徒の夢を大きく育て 絶対に実現させる」

馬渕教室に掲示してある、この言葉を目にしたことはありませんか? 私たち馬渕教室の「馬渕の誓い」です。私たちは、生徒の皆さんそれぞれが、自らの実力を精一杯引き出した結果で合格を勝ち取ることができる、そういったレベルの高校に進学してもらいたいと思っています。

なぜ、私たちはそのように考えるのでしょうか。

「人生でもっとも重要なものは?」と聞かれたら、みなさんはどう答えますか? 様々な答えが返ってくるでしょうが、私は必ずこう答えます。

それは「人」です。

これまでの人生で、私はたくさんの人に出会いました。それらの出会いひとつひとつが、今の私を作っている――私はそのように考えます。

まず、両親や家族との出会い。褒められたり叱られたり、たくさんの愛情を与えてくれる存在です。家族だけでなく、近所の人たち、小学校・中学校の友達など、数えきれない出会いがありました。

しかし、それらの「出会い」は、高校生を境に変化します。何が違うのでしょうか。それは、高校生以降の「出会い」は 自分の選択で出会う人が変わる ということです。

私自身の高校受験を振り返ると、中学3年生の冬まで、受験を真剣に考えていませんでした。第一志望の学校は、自宅から通いやすい、余裕をもって合格できる高校でした。しかし、出願の直前に私は考えました。

高校入試は、私の人生における、はじめての「選択」なのです。はたして、この高校でいいのか?

結局私は、距離は遠くなるものの、自分の力に見合った、ひとつ上のレベルの高校を受験することにしました。結果、見事合格して、その高校で3年間過ごすことになりました。

中学時代と比べ、高校時代は友達との会話がとても心地よかったことを覚えています。普段の会話が心地よいだけでなく、将来の目標や夢を語り合い、自分の可能性を広げることができた3年間でした。卒業してからも連絡を取り、社会人となった今も互いに刺激を与え合える大事な存在となっています。

努力して身につけた学力を十分に引き出して合格する高校、それがあなた自身に最も適したレベルの高校なのです。その高校には、あなたと近い学力の友達がたくさんいます。同じぐらいの学力の友達とは、勝ったり負けたり、切磋琢磨する機会がたくさんあります。お互いを最大に高め合うことができる友達なのです。たった3年ではありますが、勉強・クラブ・遊びを通して今後の人生に大きな影響を与える、高校生活とはそのような3年間なのです。

高校入試は、初めて「自分の人生の選択」することになる人が多いことでしょう。この先の何十年とみなさんの人生の支えとなる経験ができるような高校を、ぜひ選んでほしいと思います。

2018.07.02
その計算をやってはダメ

0(ゼロ)という数字があります。みなさんも、0を扱った計算をたくさんやってきたことでしょう。

0+6=6
6-0=6
0×6=0
0÷6=0

ところが、「6÷0」のような「0で割る計算」だけはやってはいけません。算数・数学の世界では、「0で割ってはいけない」ということが大切なルールとされています。なぜ「0で割ってはいけない」のか、みなさんは知っていますか?小学生に質問されたら、きちんと説明できるでしょうか。今回は、このことについて考えてみましょう。

◆算数的な考え(小・中学生向け)

6個のリンゴを3人で分けると、一人あたり2個です。このことは、
6÷3=2
と表現できます。

では、
6÷0
これは何を表しているでしょうか。

「6個のリンゴを0人で分ける」ということです。
リンゴを受け取るべき人がいなくなってしまいました。

人がいないので、「何個ずつ分けたらいいか」は決められません。
この計算には答えがないのです。
=(イコール)をつけても、その先に書くものが何もありません。

よって、0で割ることは「してはいけない計算」なのです。

◆数学的な考え(中学生向け)

数字を文字に置き換えて考えてみましょう。

左辺も右辺も0(ゼロ)である、a×b=a×c という等式が完成しました。
ここで、「やってはいけない」と言われている、「0(ゼロ)で割る」をやってみます。

おかしいですね。
b=c、つまり 1=2 という、矛盾した結果になってしまいました。
やはり、0(ゼロ)で割ってはいけなかったのです。

一見正しく見える、この「約分」も誤りです。

「aをaで割ったら1」という考えは「aが0(ゼロ)でないとき」にしか使えないので、
0であるaを用いての約分はできないのです。

「等式の性質」(中学1年生内容)に、以下のような内容があります。
A=B ならば A/C=B/C (C≠0)

A=Bならば、それぞれをCで割ってもイコールですよ、という意味ですが、ここにきちんと
(C≠0)「Cは0ではないですよ!」
と書いているのです。

算数や数学では計算をたくさん行いますから、その「計算をしてはダメ!」と言われると不思議な気持ちになりますが、きちんとした理由があるのですね。

2018.06.01
Change!

質問:今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていることをやりたいですか?

さて、みなさんはこの質問にどう答えますか?この質問を、毎日鏡を見て自問していた人がいます。iPhoneで有名なアップル社の共同設立者の一人、スティーブ・ジョブズ氏です。彼はこのように語っています。

17歳のとき、こんな文章を読んだ。『毎日、今日こそが自分の最後の日だと思うようにすれば、いつの日か、自分が正しかったということを確信するだろう』この文章は、強烈な印象を私に与えた。
それ以来33年間、私は毎朝、鏡に向かって『もし今日が自分の最後の日だとすれば、今日しようと思っていることが、本当にしたいことだろうか?』と自問するようにしている。
もしその答えが「ノー」だという日が何日も何日も続くようであれば、何かを変える必要があると思うわけだ。

When I was 17, I read a quote that went something like, “If you live each day as if it were your last, someday you’ll most certainly be right.”
It made an impression on me... and since then, for the past 33 years I have looked in the mirror every morning and asked myself, “If today were the last day of my life, would I want to do what I’m about to do today.”
And whenever the answer has been, “no” for too many days in a row, I know I need to change something.

この言葉は、「ちょっと立ち止まってみて、今の自分でいいのか、このままでいいのかと考えることはとても大切だ」ということを教えてくれます。みなさんの人生は、今までのその瞬間、瞬間の選択の結果が積み重なった結果として完成していきます。そしてこれからも小さな選択を繰り返して、未来を作っていくことになるのです。

さてここで最初の質問に戻ります。YESと答えた人は素晴らしい人生ですね。しかし、NOと答えた人もたくさんいることでしょう。

NOと答えたならば、昨日とは違う何かをしてみるのはどうでしょうか。小さなことでもいいのです。例えば、いつも朝ごはんにパンを食べる人はごはんにしてみたり、学校へ行く時間を10分早くしてみたり…大きな変化である必要はありません。小さなことだけれどもいつもと違う選択をすることで、昨日とは違う道に少しだけずれていくことでしょう。そうした小さな変化が、未来を大きく変化させるかもしれないのですから。

2018.05.01
統計を読み解く必勝法

新学年となり、本格的に新しい学年となりましたね。いかがお過ごしですか? さて、今回は社会の授業です。

質問
以下は2014年の「おうとう(さくらんぼ)」「ぶどう」「みかん」「もも」「りんご」の生産量における、県別の割合です。それぞれの円グラフは、どの果実のものでしょうか?

答えは、①りんご、②おうとう(さくらんぼ)、③もも、④ぶどう、⑤みかん、となりますが……円グラフの内容をすべて暗記しておくのは、とてもたいへんですよね。さらに、これは「2014年」のデータです。みなさんが入試を迎える年には、円グラフのうちわけが変わっているかもしれません。

いったい、どこを覚えておくといいのでしょうか? じつは、このような統計を読み解くとき、「ここだけを覚えておこう!」という「正しい絞り込みポイント」があるのです。今回はそのポイントを伝授しましょう。

市場における販売や生産の割合が80%を超えると「独占状態」と言います。いったん独占されると、なかなか崩すことができません。この80%という「独占状態」を解消させるためには、当然20%以上の割合が必要で、2番手が20%以上であれば独占を阻止する可能性のある「存在感のある数値」となります。ぜんぶ暗記するのはたいへんですから、まず「20%以上だけ」を暗記しておきましょう。2014年よりあとの年の円グラフで出題されたとしても、20%以上の都道府県は変わらず残っている可能性がとても高いのです。

①りんご
青森(57.3%)と長野(20.0%)だけを覚えておけば、だいじょうぶです。山形・岩手・福島は「よゆうで暗記できる!」人は覚えておいてもいいですが・・・そうでなければ、スルーします。

②おうとう(さくらんぼ)
山形(76.3%)だけ暗記します。ほぼ独占状態ですね。

③もも・④ぶどう
どちらも山梨が1位で、それぞれ33.9%と23.9%です。ももやぶどうは皮が薄く、水分が多いと破裂してしまいますよね。そのため、ももとぶどうは、海に面しないので降水量がそれほど多くない山梨が1位なのです。では、ももなのかぶどうなのかはどう判断すればいいでしょうか? 覚えておくポイントは、もうわかりますね? そうです、③ももの2位の福島(21.4%)です。20%を超えているので、長い間役に立つ知識となってくれます。

⑤みかん
みかんは20%を上回る都道府県がありませんから、円グラフの情報は変わる可能性があります。このような場合は、上位3つ、つまり「和歌山(19.9%)、愛媛(14.7%)、静岡(14.3%)」をまとめて覚えておくとよいでしょう。

また、りんごは寒い気候、みかんは温かい気候を好みます。ですから、りんごは東日本、みかんは西日本に偏っているのです。

このように、社会の学習においては、基本知識をきっちり覚えるだけでなく、どのような視点で統計を読み解くかという点も大切です。馬渕教室の授業では、基本知識だけでなく、ハッとするような視点を提供する授業になっています。授業を大切にしてくださいね。

2018.04.01
歓喜、そして・

新学年を迎えたみなさん、こんにちは!馬渕教室では一足早く2月から新学年ですが、いよいよこの4月から、学校も新学年ですね。新しい学年で、みなさんがよいスタートをきれることを願っています。

そんな皆さんに、今回は高校受験の合格発表の瞬間の感動をお伝えしましょう。

今から10年前のお話です。


公立高校の合格発表の日。私はいつも通り、発表に立ち会うためにある高校に行って、多くの生徒・保護者とともにその瞬間を待っていました。担当した生徒全員の合格を祈り、全員の番号が掲示板に載っていることを心から願いつつ。

その年は、一人、どうしても気になる生徒がいました。成績は合格ラインギリギリ。夏休みに頑張りきることができず、二学期から成績が下がり続けて、志望校合格は正直なところ厳しい。しかし、本人とお母さんは、頑として志望校を変えませんでした。進路懇談では、本人の純粋な気持ち、お母さんの愛情を理解しながらも、本人の成績を見て適切なアドバイスをしなければなりません。私も「合格は難しいと思います。」と伝えなければならず、懇談の間、自然と涙が流れてしまいました。しかし、お母さんは「本人の人生ですから。」と、全てを見通した強く温かい笑顔でおっしゃいました。結局、その生徒は第一志望校を受験することになりました。

そして、合格発表の当日、高校でお母さんをお見かけしました。「先生、ウチは大丈夫です。合格しているはずはないので、番号ないことだけ確認してすぐに帰るので、フォローとかは結構ですからね。」と笑顔でおっしゃいました。お母さんの気持ちを考えながら、私は何も言えませんでした。

いよいよ合格発表です。合格者の受験番号の掲示板が、高いところからゆっくりと下ろされます。「きゃーー!」「わーー!!」周囲は大歓声につつまれ、いたるところで抱き合ったり握手をしたりする生徒と保護者、塾の先生達。

その瞬間です。ひしめく受験生をかきわけながら、彼が私のほうに全力疾走してきました。「先生、僕の番号あった!!」
あまりの驚きに現実を実感できず、思わず出てきた言葉が「落ち着け、もう一度見てこい!」そして、もう一度…「先生、やっぱりあった-!!」
その瞬間、驚きと喜びで心が崩壊しそうになりながらも、遠くでこの様子を見ているお母さんを見ると、お母さんは、まさに泣き崩れている瞬間でした。

自分の人生で最も美しい瞬間として、一切色あせることなく心に残っています。


夢は、あきらめないことです。彼の合格は、第一志望をあきらめなかったことが第一のポイントです。

ただし、もうひとつ重要な教訓があります。夢は、毎日の計画的な努力の積み重ねで、より現実に近づきます。入試においては、合格可能性を高めます。この生徒は感動的に第一志望に合格できましたが、ぎりぎりの受験だったことも事実です。私は受験が終わってから、いろいろ反省しました。

少しの失点であっても、絶対に油断させてはいけない。
苦手教科には、早めに着手させよう。
特に中3の夏休み、踏ん張りきれない生徒を、もっともっとやる気にさせよう。

私は、毎年あらたな受験生に接するたびに、『絶対に全員余裕を持って第一志望校に合格させるぞ!』と固く決意しています。

生徒のみなさん、第一志望合格に向けて、馬渕の先生たちとがんばりましょう!

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